6月3日のワイドショーとスポーツ新聞芸能欄は、ちょっとした「うの祭り」状態であった。

 

長女(3)のベビーシッターだった女性(60)に約2000万円相当のブランド品や貴金属を盗まれていたことが発覚したタレントの神田うの(40)が6月2日、被害の経過を明かした。都内で行った自身のウエディングドレスブランド「シェーナ・ドゥーノ」の新作発表会で取材に応じた神田は「娘に申し訳ない」「信頼し、まったく疑っていなかった」と心境を語り、大粒の涙を流した。

 

というのだ。やはり、いつものようにルノアールで原稿を書いていると、となりの20代後半くらいのOL風女子3人組が、

 

「知ってる〜? 神田うの、泥棒に入られたって!」

 

「シッターさんだか誰かが犯人だったんでしょ?」

 

「バーキンとか色違いでいっぱい持ってて、(盗まれても)しばらく気がつかなかったらしいじゃん?」

 

「まじー!? あり得ないんですけどー! 私なんかバーキン盗られたら死んじゃうかも(一同爆笑)」

 

「イイじゃんねー。そんだけ持ってるだったら一個ぐらいあげたって。正直、ザマミロみたいな〜」

 

なんて会話で盛り上がっており、おそらくこのニュースを聞いてのリアクションは誰も似たり寄ったりで、神田に心から同情する日本国民はほぼ皆無だと推測するが、単なる窃盗事件が庶民にとって、ここまで絶好な“暇つぶしのタネ”になっているのも、また事実である。