その時は単純に「デスクワーク=机に座ってパソコンカタカタ」だと思ったので、それから出来るだけ自分のデスクを離れて他のメンバーや先輩とコミュニケーションをとる時間を増やした。するとなぜか、その時から少し仕事が楽しくなった。

 

その後転職したリクルートで営業をやった際も、自分のデスクに座っている時間はほとんどなく、毎日お客さん先にいる時間の方が長かった。デスクには座ってる時間は誰よりも短かったが、新人の中では新規が一番多く受注出来た。

 

そして6年前に独立してからは、もう決まった職場の決まったデスクすらなくなった(自宅の仕事部屋にはあるけど)。働く場所はある時は大学、ある時は企業、そして今はカフェで記事を書いているが、デスクワークはほとんどなくなった。でも仕事をしていて楽しいし、ある程度のパフォーマンスも出せているので、社会人になってから一番社会に貢献できていると感じている。自分らしい働き方は「どこか一箇所に留まらず、動き回ること」だと振り返ってみて思う。

 

「天職」と聞くとやや大袈裟な言葉に聞こえるが、それは決して特定の職業だけではなく「自分らしい働き方」であってもよいと思う。自分は先輩に「デスクワークが向いていない」と言ってもらえたからこそ、自分らしい働き方を考えるきっかけをもらった。

 

若手にとって当然職場の先輩や上司の言葉はやる気が上がったり、下がったりする原因になるが、すべての言葉に自分自身や自分の働き方に気づくヒントが隠されていると思うだけで、少しでも感謝することができると思う。