■結局は見られるかどうか?

この話題も一時期、ブラック企業の典型であるとして話題に上りましたが、同じく千葉県内にあるディズニーランドの教育法。ホスピタリティを従業員に徹底するために、従業員のことを「キャスト」と呼び、モチベーションを高めるためのあらゆる施策を行っていることで有名です。

 

その中でも興味深いのが、「お客様=ゲストから自分の担当外のことを質問された時に無線で担当者に連絡し、回答を教えあう」ことになっているのだとか。つまり、担当外でも仲間同士で教えあうことで、どんな業務にも即座に対応できるようにしているということです。さらに、「先輩の従業員は、後輩の行動を常に観察し、気が付いたことは素直に指摘すること」もルールになっているのだとか。

 

賛否両論あるものの、確かにディズニーランドの従業員のホスピタリティには定評があります。

 

ここで大切なことは、常に同僚同士、コミュニケーションしあえる立場にあるかどうか? お互いの目があることで、仕事の品質を一定に保つことが出来るのです。

 

先の漫画喫茶の例でも、店内に1名しか従業員がいない時間帯だった様子。つまり、ワンオペだったのです。

 

考えてみれば当然なこと。これは本人の意識の問題と言われればそれまでですが、雇用形態に限らず、励ましあえる仲間もいない、ライバルもいない、指導者がいない、同僚の目もない。そんな状況では仕事の質も下がるのは当たり前です。

 

モチベーションとは、あらゆる意味で、仲間があってはじめて生まれるものだからです。

 

ワンオペは、中長期的に見れば、防犯上、従業員の過労の問題だけでなく、モチベーション、ホスピタリティといった、企業イメージを司る根幹まで弱体化させてしまうものではないでしょうか?