他人の言動について、なんでこんな簡単なこともできないのだろう?と思うことは誰にでもあるかと思います。この時、本当に危険なのはそう思った側の方であることが多いように最近感じます。

 

「なんでそんなこともできないの?」という思いは、自分の考える標準よりも、相手の言動が下回っていることに対して感じます。

 

しかし、その自分の標準の方がおかしいという可能性を検証したでしょうか。また、人それぞれできることとできないことがあり、たまたまその人の不得手な場面だったかもしれないことに配慮できているでしょうか。

 

自分が標準、自分は普通だと誰もが思うかもしれませんが、その裏付けは何もありません。おそらく一定の範囲においては標準より高いところに、一定の範囲では標準よりも低いところにある人がほとんどでしょう。

 

自分が標準だと思わないこと、他人を見下さないこと、こうした謙虚な気持ちを持ち続けることこそ、標準に近い人間であり続けるコツであるように思います。