このGW(ゴールデンウィーク)は、家族で旅行に出かけたり、故郷に帰省されたりと、楽しい予定がある方も多いでしょう。ところが、こうしたGWのような長期の休みのときは、夫婦間でトラブルが起こりやすい時期でもあるのです。

 

ちなみに、お盆やお正月のような、夫婦だけでなく、親兄弟を含めた親戚がそろうような場が多いときは、親戚関係に目が向いているため、夫婦間でのトラブルよりも、普段あまりかかわることのない嫁姑・舅間や義兄弟、義姉妹間でトラブルが起こりやすくなります。ただし、もしGWに実家に帰省されるのであれば、これらのトラブルが、家に帰ってから夫婦間のトラブルに発展することもあるので注意しましょう。

 

4月中旬頃に相談にいらした高見春菜さん(仮名/42歳・神奈川県)は、GW中の夫婦の過ごし方について悩んでいました。

 

夫の昌治さん(仮名/45歳)とは、入社した会社の先輩として出会いました。昌治さんは無口であまり社交的ではありませんでしたが、仕事ぶりは真面目で、誠実な人柄でしたから、春菜さんは少なからず好意を持っていました。上司の勧めもあり、結婚を前提としてお付き合いを始め、1年ほどの交際ののちに結婚することとなり、春菜さんは退社しました。結婚後すぐに女の子を授かり、春菜さんは専業主婦になりました。

 

そして結婚して15年が経ちますが、昌治さんは今も真面目で、仕事が趣味といった感じで、友人もいないのか、休みにも出かけることはありません。また昌治さんは今も変わらず無口なので、娘さんと話すこともほとんどありません。娘さんは中学生になると、平日はもちろん土曜、日曜も塾や部活動が忙しく、家にいることが少なくなりました。昨年のGWの娘さんは、部活動の練習のために連日学校に行ってしまい、家には夫婦2人きり。そして今年のGWも娘さんは塾と部活動で、家にいることはないといいます。

 

春菜さんは、昌治さんと2人きりでいるのが不安だといいます。

 

「この長いGWを夫と2人で過ごすのか、と考えるだけで憂鬱なのです。夫と2人で出かけるなんて、考えただけで暗い気分になります。いつも不機嫌そうな夫の機嫌をとりながら、何かを一緒にするなんて、考えただけで具合が悪くなりそうで……。友達とどこかに出かけたいけれど、なぜか夫は一緒に行動したがるし、私が別に用事をつくると、いつも以上に不機嫌になるので、想像するだけで無理だ、と我慢してしまうんです」