タレントのスザンヌさんが、元夫で野球解説者の斉藤和巳氏と長男の3人で、久々の再会をしたことを自身のブログで公表しました(スザンヌ「久しぶりの再会」離婚した斉藤氏と写真付きでブログ更新)。写真も添えた上で、「息子の成長が嬉しく、頼もしく思う気持ちは、わたしも彼も変わらないんだと改めて感じ会えてよかった」と思いをつづり、話題となりました。

 

このように離婚後、子どもと離れて暮らしている親には「面会する権利」があります。その権利は「面会交流権」と言われていて、子どもに直接会ったり、それ以外の方法(手紙や写真、誕生日などのプレゼントの受け渡し等)で、親子の交流をする権利のことです。親であれば、「子どもに会いたい」と思うのは当然のことですし、子どもにとっても離婚した後も、離れてしまった親の存在や愛情(時には経済力)はとても大切ですから、このような権利が認められているのは子どもの将来や福祉の観点からも大切なことです。

 

具体的な決め方については、当事者(もしくは弁護士等の代理人)同士の話し合いで、面会交流の可否やその方法や回数はもちろん、日時や場所について協議することが多いです。もし、当事者間の話し合いによる解決が難しい場合には、家庭裁判所で調停による話し合いから始める人も多く、もし、このときに決めた内容にどちらかが違反した場合には、裁判所から履行勧告、面会交流の調停を改めて実施、強制執行の申し立てなどの対応をとることができると言われています。つまり、面会交流権は、原則として「子どもが健全に成長するための、子どもの権利」という観点で設定されているのです。

 

以前、私に相談に来られた坂本莉奈さん(仮名/32歳・埼玉県)は、元夫の隆斗さん(仮名/32歳)と高校時代に出会いました。

 

32歳の今でも、若く美しい莉奈さんですが、高校生の頃から人目を引く美人で、校内のマドンナでした。そんな莉奈さんに、一目惚れした隆斗さんは高校生のときに告白しましたが、振られてしまい、大学時代にクラス会で再会したときに再度アタックしましたが、叶いませんでした。

 

それでも諦め切れず、次の機会をうかがっていたようです。いつもイケメンの彼氏がいた莉奈さんでしたから、チャンスはなかなか訪れず、彼氏と別れたらしいと聞いた隆斗さんが3度目の告白をしたのは、27歳のときでした。そのころには、隆斗さんは司法試験に合格し、弁護士になっていました。そろそろ結婚したいと考えていた莉奈さんは、3度も告白してくれた隆斗さんの熱意に負け、そのままプロポーズを受け入れることにしました。交際期間は半年ほどだったそうです。

 

実際に結婚してみると、隆斗さんは、莉奈さんにはとても優しいのですが、わがままで、身のまわりのことは全部莉奈さん任せ、脱いだ服さえ片付けようとしません。そして、半年後に妊娠がわかりました。初めての妊娠と多忙でわがままな夫の世話で疲れきっていた莉奈さんは、つわりがひどかったこともあり、実家に戻りました。その間、多忙なはずの隆斗さんが3日と空けず莉奈さんの実家を訪れることに驚きながらも、父親になるのがうれしいんだと思っていたそうです。