News Digに掲載された「日本社会にはびこる、子どもヘイトの本質」。これはAll About子育てガイドの河崎環さんが執筆されたもので、拝読すると「なるほどなー」と思う所もあれば、「いやちょっとソレは待って!」と画面に向かってツッコんでしまう箇所もある。

 

本当はこういう場で他記事に対して、違う立ち位置からの文章は書きたくない……何故ならワタシは小心者。そして子どもの話をする際、圧倒的に不利な「子どもがいない」立場の人間だからである。

 

でも、最近「んー、コレはどうなの?」という事象にいくつか遭遇し、自分の中でも「子どもと社会の関わり方」に対して考える所もあるので、既に心臓はバクバクだが、何とか最後まで書いてみたいと思う。

 

先日、伊豆の温泉に出かけた。まずは露天風呂!と、宿の最上階にある海を見渡せる温泉に浸かっていると、後から3歳くらいのお子さんとそのお母さん、おばあちゃまの3人が入って来られた。この時点でその場にいるのはワタシを含めて4人である。

 

スケジュールを調整してやっと来た週末の温泉。海を一望できる露天風呂で、3歳児が「アナ雪」を熱唱するのはまだいい。だが、温泉ダイブや「おしっこ。おしっこー」攻撃は……ちょこっと痛い。更にそこでおばあちゃまと思われる老婦人が「ちょっと、向こう(トイレではなく温泉スペース)でやっちゃいな!」と子どもの母親に促すのは完全にNGだ。

 

8組程度のお客が食事処で夕飯を頂く際、露天風呂で見掛けたそのご家族は遅れて現れ、3歳児とそのお兄ちゃんは大声でケンカ。泣き叫ぶ子どもを前に親御さんはスマホで料理を延々撮影。周囲の他のお客はその瞬間、「うーーーーん」とやるせない気持ちになったに違いない。ワタシが知る限り、誰も舌打ちしたり、そのご家族を睨みつけたりはしなかったけれど。

 

この時、他にも一組のお子さん連れのご家族がいた。お子さんは幼稚園児くらいの年齢だったが、「おいしいねー」と笑顔でご飯を食べていて、彼女の話す声や笑い声は全く気にならない。むしろ微笑ましかった。