ちょうど今から1年前、ジーンクエストに続いて遺伝子解析サービスの提供を始めたのがエバージーンです。「music.jp」や「ルナルナ」などを提供するMTIが設立した子会社で、サービス名は「ディアジーン(DearGene)」。4月10日、料金プランを一新したサービス「ディアジーン・スターターキット」が発表されました。会見に参加してわかった、サービスの概要を紹介します。

 

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新しくなった「ディアジーン・スターターキット」

 

■ユーザー獲得への再出発
ディアジーンは昨年の4月にスタート。当初は、胃がんや肺がんなど、「がん関連遺伝子までわかる」という差別化を図ることで話題となりました。ところがその後、DeNAの「マイコード」もがん関連遺伝子を調べることになり、ジーンクエストもがん関連遺伝子の解析項目を次々に追加しています。

 

がん以外も含めて、ディアジーンで解析できるのは26種類。他が100種類以上調べるのと比べると、どうしても見劣りします。実際、昨年12月に開催された次世代PGSフォーラムにて、エバージーンの秋田社長は「ユーザー数が伸び悩んでいる」と発言していました。

 

そこで今回のスターターキットでは、次に紹介するように、料金プランも解析体制も一新してきました。いわば「再出発」といったところでしょうか。

 

■4980円からスタート、ユーザーが自由に追加購入
新サービス「ディアジーン・スターターキット」は、なんとたった4980円(税抜)。これで10種類のがんを調べます。そして、ここからが特筆すべきところで、他の体質や食物アレルギーなどの解析項目は、ユーザーが知りたいものを「自由に追加購入」できます。

 

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ディアジーン・スターターキットのプラン

 

他の遺伝子解析サービスは、200種類前後を丸ごと調べますが、ほとんどは数万円するため、利用にはかなりの勇気が必要です。これに対してディアジーン・スターターキットは、最初の敷居を低くして、あとはユーザーが興味のあるものだけを選ぶという仕組みです。他にはない料金プランです。

 

ディアジーン・スターターキット自体は4月10日から販売され、解析には約1カ月かかります。このときに、がん関連遺伝子以外も丸ごと解析するため、「追加購入」しても唾液を再採取することはありません。ただ、追加購入できるのは6月以降。追加料金については明らかになっていません。僕が質問したところ、1項目当たり数百円くらいになると思ってもらえれば、という回答をいただきました。

 

購入はYahoo!ショッピング楽天市場amazonから。ただし、前回の4月のときとは解析方法が違うため、前回のユーザーも改めてキットを購入する必要があります。