保育所作りたくても……住民が騒音など懸念、延期相次ぐ」という記事を読みました。入園募集を開始していた東京都の認可保育園が、住民の反対にあって開園を延期しているというものです。

 

保育園は、住宅地の中にある約320平方メートルの元工場(鉄骨2階建て)を改装する計画。敷地は2方向で道路に面し、一つは車がすれ違えないほど狭い。

 

区報で計画を知った住民から、子どもの声による騒音や送迎の車による問題を心配する声が相次いだ。園を認可する都に複数の住民が不服の申入書を提出。反対署名が約220人分集まった。

 

住民には高齢者が多い。年配の女性は「保育園と家の距離がほとんどないのに防音はできるのか」。不服の申入書を出した年配の男性も「何の事前説明もなく、募集が始まった」と不信を強める。

 

事前の説明がなかったとか、道路事情や騒音の問題もあって、周囲の住民も不安や不満があるようです。それは理解できますが、待機児童が社会問題化している中で、保育園を作ることができないというのも困ったことです。

 

かつては(今でもたまにある)ゴミ焼却場を建てるときにも、住民が反対してなかなか建設できなかったこともあります。端的にいってしまえば、「社会的な必要性は感じていても、自分たちの近くでは嫌だ」という問題です。