米国セレブのヌード写真がTwitterなどで流出したのを発端に、広がりを見せているリベンジポルノ。かつての恋人や離婚した元配偶者のヌード写真などを、インターネット上に流出させる嫌がらせ行為です。

 

日本では私事性的画像記録の提供被害防止法(リベンジポルノ被害防止法)が昨年11月に成立し、今年2月19日には元交際相手の女性の裸の写真を駐車場でばらまいたとして、同法違反の容疑で初の逮捕者も現れました。

 

こうした事態を受け、「TwitterやFacebookは怖い」「SNSなんて最初からやらなければ、被害を受けることもないから大丈夫」と思った方も多いのではないでしょうか。

 

しかし残念なことに、ポルノに限らず、SNSを使ったリベンジの仕方は、いろいろあります。自分がTwitterやFacebookなどのSNSを何ひとつ使っていなかったとしても、被害に遭う危険は避けられません。“SNSを使わないことが最大の防御”ではないのです。むしろ、仕組みを理解して、適切な防御法を身に付けることの方が、よっぽど効果的。

 

いくつか例を挙げながら、被害に遭わないための対策を考えてみましょう。

 

■Facebookのタグ付けで浮気が発覚!
大学生のAちゃんは先日、同じサークル内で付き合っていたBくんと別れたばかり。別れのきっかけは、Bくんが二股をかけていることが、Facebook上で発覚したことでした。

 

Bくんの浮気相手であるCさんが、Bくんと2人で行ったテーマパークで撮った写真を、「彼氏とテーマパークに来てます?」というコメントとともに、Bくんにタグ付けをしてFacebookへ投稿したのです。

 

本命のAちゃんに浮気がバレただけでなく、身近な友達や先輩にまで知られてしまい、「Aちゃんがかわいそう」とみんなから白い目で見られるようになったBくん。サークルに行きづらくなったBくんは、サークルをやめて、仲間とも疎遠になってしまいました。

 

確かに、浮気をしていたBくんが悪いのですが、実はこれ、自分が本命ではないと気付いたCさんが、Aちゃんと別れさせようと、Bくんへ嫌がらせのために、わざとやったことだったのです。

 

もしBくんが“タグ付けを承認制”にしていたら、Bくんのタイムラインに投稿されることはなく、共通の知人のいないBさんの投稿には、Aちゃんやサークルの仲間に知られることもなかったかもしれません。