ブラック企業で働くアルバイトがなかなかやめられない理由の1つとして、アルバイトも熟練度が大事で、今更新しい職場で1から鍛錬するのがためらわれる、というものがあるようです。

 

企業や同僚にしわよせがいくことを懸念してやめられないのはわかりますが、この理由はどうもよくわかりません。

 

朝食や昼食に、回転重視のファーストフード店に行くと、アルバイトが非常に雑な接客・料理をしていることにすぐ気づきます。私は料理は決してうまくありませんが、間違いなく私の方がうまくできます。

 

このように、普通の人間が標準的にできるレベルにない仕事でも給料をもらえる仕事は結構あります。それは、できる人間は忙しいので、自分でできる仕事のうち簡単なものを安く下請けに出すという構図があるから生じる現象です。

 

安い時給で長時間酷使されるアルバイト、その業務は「誰でもできること」だから安くこき使われるのです。そのような業務に熟練しても将来役立つことはほとんどないでしょう。