ゴルフのティーショットのときに、一番最初に打つ人が大きく右へ曲げてOBゾーンに入れてしまうと、次に打つ人やその次に打つ人まで同じように「お付き合い」をして、みんな打ち直しになってしまった――。そんな経験はありませんか。

 

プロスポーツの世界でも、サッカーのPK戦を連続で外してしまったり、野球でめったに出ないエラーが続いたり、1つのミスがまるでインフルエンザウイルスのように感染していくことがあります。これは、「私も失敗するかもしれない……」と思い込んでしまう自分のメンタルが弱いというだけの影響なのでしょうか?

 

脳情報通信融合研究センター研究員の池上剛研究員らは、他人の失敗や成功が自分のパフォーマンスにどのように影響するのかを研究・発表しています。

 

その論文によると、

 

ダーツのエキスパートが、素人のダーツ動作を繰り返し見て、その動作結果(ダーツの命中場所)を予測できるようになると、エキスパート自身のダーツ成績が悪くなるという興味深い現象を見出すことができました。

 

とのこと。