最近、仕事についてよくされる質問があります。その1つが「文章の書き方」。質問をしてくださる方が多いのは、きっと、こんな理由からかなと思います。

 

・最初から「書く」を仕事にしていないのに、出版をきっかけにさまざまなところで書く機会をいただいている。そもそも、まったく書いたことがないところからいきなり本を1冊書いている

 

・書いているものが、文学的、私的なものではなく実用的なものなので、才能や感覚といったこと以外で説明がつく、何かしらノウハウなりを持っていそう(だと思われている)

 

うまいから、ではなく、未経験→実務として経験を重ねてきた、その間にあるものを知りたい、と感じてくださっているのかなぁと。

 

文章の種類にもよるのですが(専門家コラムなのか、ある程度フレームのある軽めの読み物なのか、具体的なオーダーがある企業サイトなのか、それともインタビュー記事なのかなど)、共通で意識していることは3つです。

 

■1.その文章が果たすべき役割、目的
「企業のメッセージを伝える」、「20代女性読者がスマホでサクッと読めて1つ何かヒントを得られれば良い」など、誰が、どうなれば良い文章か、そして、依頼主が何を求めているかをクリアにします。リリースだと、ここが「メディアに興味を持ってもらい、取材に来てもらう」などになりますね。

 

■2.基本のルール
記事の場合、○○字以内、○○というワードを入れる、タイトルは○○な感じ、など、いくつかのルールやフレームがあることが多いです。事実関係、そして、この個別ルールを満たすことは、最低限のラインとして守ります。

 

■3.流れをつくる

目的を果たしていて、基本のルールも守れている文章ができたら、最後は仕上げをします。文章の流れ、言葉の重なりがないか、読者のトンマナと違っていないかなど、全体にスクリーニングをする感覚です。