最近、高収入の方・高額な物件の住宅ローンのご相談を頂く事が増えました。当事務所では、住宅ローンの金利交渉を行っております。先日頂いたご相談です。

 

<ご質問>
住宅ローン3,000万円と5,000万円では、効果の額は違いますか?

 

<回答>
(参考例)
・住宅ローン3,000万円
・返済期間30年間
・金利1.2%

0.1%金利下がり、金利1.1%になった場合、効果額は51万円となります。

 

住宅ローン5,000万円
返済期間30年間
金利1.2%

0.1%金利下がり、金利1.1%になった場合、効果額は85万円となります。

 

このように、同じように0.1%金利が下がった場合、3,000万円の時より5,000万円の方が効果が得られます。

 

また、金融機関も、3,000万円の住宅ローンより5,000万円の住宅ローンを借りるお客様を好みます。ということは、交渉の幅も広がります(金利引き下げが拡大しやすくなります)。

 

当事務所の平均は下記の通りです。お客様の平均住宅ローン借入額は、「2822万円」、住宅ローン金利引き下げ交渉後は、「0.32%引き下げ」実施。金利引き下げによる効果額は、「191万円」。

 

金融機関では、適用金利についてということで以下のような事が記されています。

 

「店頭金利より年▲○%の金利が適用されます。固定期間終了後においても、店頭金利より年▲○%の金利が適用されます。」

 

「当初変動金利を選択した方が途中で固定金利を選択した場合、金利引き下げ幅は年▲○%に変更となり、以後店頭金利より年▲○%の金利が適用となります。」

 

変動金利や固定金利選択型の住宅ローンを選択した場合、住宅ローン商品を変えた場合または期間満了後には、以後の店頭金利からの優遇金利(金利引き下げ幅)に変化があります。

 

多くの方が、当初の金利のみを注視しますが、変動金利や固定金利選択型をお選びの場合には、現在借りようとしている期間が終わった後の金利(店頭金利-優遇金利=実際支払うこととなる金利)を考える必要があります。