■元クラリネット奏者が起こしたコーヒー革命

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“コーヒー界のApple”と言われるアメリカ・サードウェーブの代表コーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」がいよいよ2月6日(金)、清澄白河にオープン。先行して行われたレセプションパーティーに伺いました。

 

ブルーボトルコーヒーは、元クラリネット奏者だったジェームス・フリーマンがステージを下りることを決め、音楽以外に愛してやまなかったコーヒーに生きようと、自宅のガレージでお店を始めたのが最初。こだわりは、フェアトレードで仕入れたオーガニックの新鮮な豆を自家焙煎し48時間以内に提供する、というもの。

 

元々ジェームスは日本の喫茶店を参考にしたそうで、「正直、日本の珈琲の焼き直しでしょ?」とあまり期待していなかったのですが、いや、失礼、これがとても美味しかった!

 

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僕がいただいたのは、ドリップコーヒーから3種類。シングルオリジン、パプアニューギニアの「ワギバリー・ハニー」とケニアの「ニエリ・ガザイシ」と、ブレンドから「ベッラ・ドノバン」。シングルオリジン(スペシャルティコーヒー)とは、ブレンドされていない単一品種で農園や生産者も同一な高品質なコーヒーのことです。

 

ベッラ・ドノバンは割と濃い目で意表を突かれる。個人的には「ワギバリー・ハニー」の明るいナッティ感が好みでした。どれも共通して言えるのが、雑味のなさとフルーティな新鮮さとすっきり感。健康的な豆を新鮮にムラなく出している、というのを感じます(僕はこの後に用事があり、少し早めにこの場を去ったのですが、この後に出た水出しやカフェラテもかなり美味しいものだったそうです。スペイン発の“コルタード”のアメリカ西海岸版というかブルーボトルに名付けられたという“ジブラルタル”など珍しいメニューも)。

 

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結局真似だろうが後発だろうが、徹底的にやることですね。豆にこだわり、淹れ方にこだわり、デザインにこだわり。従業員全員が美味しいコーヒーを淹れられるよう指導し、安定した高品質でビジネスとする、というところも元々日本が得意とするビジネススタイルに通じるなぁと思いました。

 

共にガレージから始まったこともあり、付いたという“コーヒー界のApple”という言葉は誤解を生む表現な気がしますが、ともあれ、スタバが上陸した時のようなインパクトを感じました。