ひっそりと交渉の本を書いていたりする筆者は、大学のオープンカレッジで交渉の授業を受け持っています。

 

5年間授業に立っていて感じるのは、女性は交渉の作戦を立てること、利害を数学的に考えるゲーム理論が苦手だということ。しかし交渉ゲームを実際にやってもらうと、わからないなりに成果を出してしまうすごさがあります。

 

誤解を恐れずに言うと、男性の優しさを引き出せる女性の力は、理論を超越したウェポン(武器)なのではないでしょうか。

 

仮にこの力を「うっふん」と呼ぶことにしましょう。初心者でも扱いやすいデリンジャー級の「うっふん」には、

 

・意地悪を言ったら傷つきそうな雰囲気を醸し出す

・目をキラキラさせながら話を聴く

・信頼や好意を非言語で表現する

 

といったものがあります。

 

もう少し破壊力のある38口径くらいのテクだと、

 

・相手を褒める

・「○○さんって、優しいですよね」といったラベリングをする

・上着を脱ぐ

 

といった感じになります。

 

ちなみに上着を脱ぐというのは、普通にスーツのジャケットを脱ぐだけの技なのですが、なぜか男性はそわそわしてくださったり、攻撃の手を弱めてくださったりと、思った以上の効果を発揮します。

 

ボディタッチは「うっふん」の中でもロケットランチャー級。意図的に使う人もいるようですが、元銀座ホステスとしては「その反動は想定しているのだろうか」と心配になることがあります。まだ若かった頃、私も反動で大ヤケドをしたことがあるからです。

 

手の内を明かすのもどうかと思いましたが、男性社会を逞しく生き抜く女性達にヤケドをしてほしくありません。僭越ながら、ボディタッチの注意点をシェアしたいと思います。