ふと、ゆうちょ銀行の通帳を見ていたところ、こんな文言を発見しました。

 

最後のお取扱い日から20年2か月を経過している場合は、旧郵便貯金法の規定により既に権利消滅しておりますのでご了承ください。

 

(ゆうちょ銀行/貯金商品のご利用について

 

じぇじぇじぇ! 銀行にお金を預けていても安心できないんですね。

 

これ、実は経済ニュースにちょろっと載ったことがあって知っている人は知っている。知らない人は覚えてね!な事実なんです。

 

■借金だけでなく、預金にも時効があります

友達のお金の貸し借りやカードローンの支払い、飲み屋さんのツケ(今はない?)に「時効」があることはご存知かもしれません。しかし、実は銀行に預けているお金にも時効が存在します。例えば、信用金庫でお金を預けた場合、10年で権利が消滅し、もはや自分のお金ではなくなってしまうのです。普通の銀行だと、なんと5年間。

 

ちょっと、忙しくって5年が経っちゃった……。チャリーン。ありがとうございましたってなわけで、自動的にお金を引き出す権利がなくなってしまう、なんとも世にも奇妙な仕組みですね。

 

これは、借金などでよく使われる「債権者」「債務者」が関係しています。債権者はお金の権利を持っている人のこと。債務者は支払う義務のある人。銀行は、あなたにお金を払い戻す義務を負うので、債務者なんです。民法では、お金を引き出す権利と払う義務に消滅時効を設けています。だから、お金を引き出す権利がなくなってしまうという訳なんですね。