みなさんはドラえもんのひみつ道具の中で、「アンキパン」というのがあったのを覚えていますか? 食パンの形をした道具で、教科書をパンに写して食べると記憶できるというあの道具です。私は試験前になると、「アンキパン、欲しい!」と本気で思っていました。

 

さて、科学が進歩した今、アンキパンとまではいかなくても、子どもたちの頭の良くなる食事というものは果たしてあるものなのでしょうか?

 

大豆に含まれているレシチン、チョコレートに含まれているカカオなどの成分が頭を良くすると世間ではいろいろいわれていますが、はっきりとした研究結果がないのが現状です。

 

記憶力を良くするというよりも、記憶力を低下させてしまう病気を予防するといった視点で考えると、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)のω3系脂肪酸はおすすめです。これらはイワシやアジ、さんまなどの青魚に多く含まれているのですが、くるみやイカなどにも豊富に含まれており、血液が固まりにくくなり、脳梗塞を予防できます。

 

ここ近年、「〇〇を食べると記憶力アップ!」というようにメディアで紹介された食材が、スーパーの陳列棚からあっという間になくなってしまうという現象があります。はっきり言って、その食材だけ食べればいいというものではありません。本当に正しいのは、必要な栄養素を適切にまんべんなく摂取することであり、季節に応じた旬の食材を食べることです。

 

このように子どもの成績をアップさせる食材はなかなかありませんが、「食事『法』」ならあります。