とは言え、毎月定額のサラリーをもらって生活する人たちにも、“自分へのご褒美”をすぐ連発してしまうケースがままあったりする。ダイエットである。

 

「最近、甘い物を我慢している偉い私に今日だけはケーキ」

 

そんな具合だ。気持ちはよくわかる。糖尿家系に生まれ育った50歳オーバーの私にとっては、ラーメンも立派な“ご褒美”となってくるわけだし。

 

いったい、誰が何世紀にこの「自分へのご褒美」なる言葉を最初に使ったのだろう……? 調べようもない不毛な疑問だが、その“誰か”は、キリストやブッダやムハンマドにも匹敵する、“教祖”としての希有な資質の持ち主なのではなかろうか。あくまでその教えは“邪教”でしかないのだが……?