■タバコの煙対策として、気密工事は有効だと思う

質問を見ても分かるが、においは小さな隙間から入って来ているようだ。現状できる防衛手段は、新築もしくはリフォーム工事をする時にしっかりと気密工事を行うこと。また、窓に内窓を付けて気密性を高めること。それくらいしか自分でできる建築的手段は無いと思う。

 

気密工事とは、隙間風を室内に入れないように、柱の内側にビニールシートを貼るのが一般的。気密工事は、高断熱高気密住宅を施工する会社しか行っていない。気密シートくらいは貼るかもしれないが、コンセントボックスまわりに気密部材を設けるのは、普通の住宅会社は行っていない。

 

だから、隣家からのタバコの煙が心配なら、必ず「気密工事」も行ってもらうことだ。その時には、必ずコンセントボックスやスイッチまわりも気密部材を使ってもらうことを忘れずに! 気密工事は、壁の中で行う工事である。柱に直接シートを貼るので、新築かリフォームをするときしか出来ない。

 

気密工事をするのとしないのとでは、暖かさと涼しさの違いはもちろん、隣家からのタバコの煙の流入量の違いは出てくるだろう。気密工事は冬暖かく、夏涼しい住まいを造る高断熱高気密住宅の施工方法だが、タバコの煙にもある一定の効果はあるようだ。 

 

■喫煙率が下がっているからこそ、他人のタバコの煙が気になる。受動喫煙防止法が必要かもしれない
喫煙者は年々減っていて、2014年の全体的喫煙率は19.7%。調査開始以来初めて20%を切る形となった。喫煙者はとても肩身が狭いのだ。男性の喫煙率はメッチャ下がっている。女性の喫煙率は少し下がっている。

 

【タバコ】喫煙率、ついに20%割れ 吸い続けているのは女性か

 

喫煙率が下がり、公的場所でタバコの煙で嫌な思いをすることが少なくなっている。だからこそ、自宅での隣家からのタバコの煙が気になるのだ。

 

受動喫煙の影響はこちら

 

家庭内での受動喫煙を避けるために、喫煙者の多くはキッチンの換気扇下で喫煙しているものと思われる。家族を思いやる気持ちと家族からの受動喫煙拒否のプレッシャーから、家庭内での喫煙場所はキッチンの換気扇の下ということが多いと思う。その他に考えられる場所としてベランダがあるが、ベランダ喫煙は冬寒く続かない。