F1日本グランプリの事故で入院されていたジュール・ビアンキ選手が四日市の病院を退院し、フランスに帰国して、ニースの病院で治療を受けているという発表があり、まずはホッと胸を撫で下ろしました。

 

未だ意識不明でご家族やファンの方は心配していると思いますが、彼が母国へ帰り、治療を受ける環境を得たというのは素晴らしい前進だと思います。

 

救出作業にあたったオフィシャルさん、そして三重県立総合医療センターの皆さんの努力にまずは敬意を表します。さらに、ビアンキ選手のプライバシーに関しても、当然の事かもしれませんが、しっかり配慮され、彼が平穏にニースの病院に転院できた事にも感謝しなければなりませんね。

 

今はただ、ビアンキ選手の回復を祈りたいと思います。

 

今回の事故があってから、いろんな関連ニュースがネット上を駆け巡り、議論がなされているのをSNSなどで見ました。

 

僕はそういう議論には言及しない姿勢です。いつからか、そう決めました。

 

モータースポーツに関わっていると、心が痛むアクシデントに遭遇することがあります。まだ僕もこの世界に関わって、10年ちょっとですが、自分の実況中に選手が命を落とされたこともあります。レースではありませんが、一緒によくお仕事をされていた方、仲良くしていただいていた方が亡くなったこともあります。

 

もちろん大きなアクシデントから生還し、復帰して、今もレースを戦っている選手も多数います。

 

そういった事故が起こるたびに、いつも自分はどう行動すべきかを考えさせられます。事故のことを伝えることがご家族にとって、ご本人にとって良いことなのかと……。