数学を勉強しなくても良い。たったこれだけの理由で理系ではなく文系を選び、人生の幅と可能性を自ら狭めた感のあるボクですが、最近、こんな本を立て続けに読み、ものすごく感動したのでこの場を借りてご報告。

 

1.「世にも美しい数学入門」

2.「哲学的な何か、あと数学とか」

3.「フェルマーの最終定理」

 

1.では、数学者、藤原正彦先生と、作家小川洋子さんが、「神様が作ったとしか思えない」(藤原さん談)という、数学の隠れた規則や定理について語り、数学が本当は素晴らしく美しいものだということを学ぶ。

 

そして、2.では、350年にも渡って未解決だった、「フェルマーの最終定理」を解決しようとする数学者の軌跡を、分かりやすく面白く感動的に読むことが出来た。

 

最後の3.では、2.をより詳細に描いたもの。フェルマーの最終定理についても、思考停止し数学を完全放棄してきたボクにでも、古今の数学者の人生を楽しく理解することが出来る。

 

読んだ順番が良かったのかもしれないが、数学というものについての考え方がガラッと変えることができた素晴らしい3冊。数学アレルギーを持ち続けていたボクだが、趣味でちょっと勉強しなおしてみようかな~と思えるほど。カフェで難しい顔をして数学の公式を弄んでたら、きっとボクを見る周囲の目も変わるはず。

 

で、数多くの数学者を悩ませ続けてきた、「フェルマーの最終定理」がなにかというと、350年前の、(アマチュアの)数学者だった、フェルマーという人が証明した一つの定理だ。

 

フェルマーの死後見つかったノートには、こう書かれていた。

 

「ボクはこういう公式を証明したんだよね。だけど、ノートにその証明を書くスペースがないから、それは省略するね!」

 

たったこれだけ。たったこれだけなのに、世の数学者たちは大騒ぎ!