アメリカのエモリー大学経済学部の研究者が、3000人の男女を対象に調査をした結果をまとめた研究論文を発表しました。その論文によれば「結婚式の費用が高かったカップルほど離婚率が高い」ということです。

 

具体的には、結婚式に2万ドル(約200万円)以上かける女性は、5000~1万ドル(約50~100万円)程度に抑えた女性より3.5倍も離婚が多いということ、また、婚約指輪に2000~4000ドル(約20~40万円)を費やした男性は、500~2000ドル(約5~20万円)の指輪を選んだ男性に比べて1.3倍離婚しやすい、ということです。「結婚式にかける費用と夫婦の結婚期間は関係している」ということなのです。

 

これは、結婚式を質素にすれば経済的負担が軽くて済むので、その後の結婚生活に悪影響が及ぶことが少ない、と考えてよいのでしょうか。

 

ただ、私の相談者を見る限り、必ずしもそうとは割り切れない実情もあります。

 

山下夏帆さん(仮名/28歳・千葉県)は新婚10ヵ月ですが、離婚を考えていると相談にみえました。離婚を考えるにいたった、そもそもの原因は結婚式にあるようです。

 

夫の健斗さん(仮名/33歳)が地方出身で本家の長男だったため、義両親の希望で地元で結婚式を挙げることになりました。