AGA(男性型脱毛症)治療のカウンセリングの際に、一番多く受けるご質問は、フィナステリド錠「プロペシア」の副作用についてです。プロペシアの主な副作用は、腹部膨満・下痢・胃不快感・熱感・高脂血症・性欲の減退・男性機能の低下などが挙げられます。

 

その中でも、治療開始前に「男性機能への影響は大丈夫でしょうか?」というご質問が多く見受けられます。そもそも薄毛に関わらず、全ての薬には多かれ少なかれ副作用の可能性がありますが、その中でもプロペシアの副作用は、臨床試験においてごく軽いものだといえます。

 

実際、臨床試験で副作用を訴えた患者は全体の約4%でしたが、特に性機能に関連する副作用は「自覚症状」としての訴えであり、日常生活に支障をきたすものではなかったというデータが出ています。そもそも、フィナステリド錠には性欲に関与するテストステロンそのものを減らす作用はありません。

 

ですので理論的には男性機能に支障をきたすことはないといえますが、デリケートな要素が関与する症状であるため、気にされる方もいるのではないかと思われます。