基本的にボクはマジメです(笑)。やれ!と言われたことは必ずやるし(あ、家のことは別)、遅刻もしたことはないし、サボったりもしていなかった(過去形)。

 

ボクの著書の中で、不動産会社のルーティンワークともいえるチラシのポスティングを、マジメに毎日行っていたにも関わらず、一向にお客さんからのお問い合わせはなく→したがって不動産の仕事は出来ず→結果上司には詰められる、という負のスパイラルにはまり、日々、疲弊していくさまが描かれている。

 

あのままはまりこんでいたら、上司からのプレッシャーに耐えきれず、わずか入社半年で間違いなく辞めていただろう。

 

そんな、結果が出ず悩んでいたときある時、(心無い?)ある上司が何気なくボクにこう言った。「お前、運が悪いんだよ」「お祓い行って来い」。

 

聞いた直後は笑顔で、「そうっすねえ……ははは……」と乾いた作り笑いを浮かべていたのだが内心は、「運の良い悪いだけの問題か!?」「バカにすんなよ!」と反骨心をむき出しにした。しかし、そんな立派な反骨心も、やってもやっても成果がない不毛な日々に、もろくも崩れ落ちつつあった。

 

そして疲れ果てていたボクは、「もうどうにでもなれ!」という破れかぶれな気持ちで、バカバカしさ満載で仕事をサボってお参りに行ったのだ。実は仕事をサボったのはこのときが初めてだった。