頭から批判・否定しないで、一度は受け入れてみる。その上で自分の意見や交渉相手の言い分などを伝えてみる。仕事だけではなく、お客さん、上司・部下、友達、恋人、夫婦関係などなど……。人付き合いのすべての基本はこれじゃないかと。

 

トップ営業マンと聞くと、自分の意見を押し通す、ゴリゴリした人をイメージしてしまうが、決してそうではない(例外はもちろんいる)。ボクが見てきたトップ営業マンと呼ばれる人は、相手の言いたいことをクッションのようにふんわりと受け止めるのが抜群にうまい人だった!

 

余談だが、ボクの本の中でも、表現に若干の違いはあるが、「一度は全力で受け止める」ということが書かれた章がある。

 

スーパールーキー(と思われた)のAさんという人が入社してきて、かかってきた電話に出る声が小さいのをとがめられ、それをきっかけに爆発する上司にボコボコにされ、2週間で辞めてしまった、というくだりだ。

 

実はAさんが受けたこうした試練(電話に出る声が小さい)を、当然ボクも受けたことがある。その際どのように対応したのかを、「一度は受け止める」ということを踏まえて書いていきたいと思う……。