お客さんとよくクレームを起こす営業マンや、トップ営業マンになりきれない人はこの逆のことが多い。とにかく相手の意見を頭から(時には食い気味に)否定してしまうのだ。

 

「いや、違いますね」「それは出来ません」「そんなこと伝えたら破談になりますよ」

 

お客さんは自分の意見を否定されて面白いはずはない。その場で怒り出すような、気の短い人であれば対応はよほど簡単かもしれない。しかし、その場では何も言わない人も多い。そういう人に限って、溜めて溜めてあるとき突然爆発する。

 

「○○さんは私たちの言うことを聞いてくれない!」「相手の肩ばかり持ってどっちの味方なの!?」

 

で最後には、

 

「担当を変えてくれ!」

 

と、我々営業にとっては死刑宣告ともとれる、必殺の呪文を唱えるのだ。営業マンはプライドと今までにかけた時間と労力、そしてその報酬であるノルマもろとも砕け散ってしまうのだ。