有名なアニメのラッピングのみならず、鉄道会社がオリジナルに製作したキャラクターもいくつかある。富士急の「フジサン特急」に描かれた「フジサン・キャラ」や和歌山電鐡のネコ駅長をキャラにした「たま電車」などである。こうした車両は子供がとびつきやすく、また子供一人で乗ることはまれで、家族で乗車することになるであろうから、鉄道会社の増収策としては賢明な手段であるのかもしれない。

 

 

塗装に関する最近の話題としては、黄色い車両のブームがある。映画「幸せの黄色いハンカチ」などの影響もあるのか、古くから黄色は幸せのシンボル的イメージカラーだった。そして、黄色い車両が少ない鉄道路線にあって、希少価値ということからもあり、偶然黄色い車両に出会うと幸福になるという「伝説」が生まれ、それがブレイクしたようだ。

 

 

例えば、東海道新幹線を走る電気軌道総合試験車は黄色い車両なので「ドクターイエロー」の愛称で知られている。東海道新幹線において、黄色い列車は1編成しかなく、毎日走っているわけではないので、これに遭遇するとラッキーだというわけである。他にも、都電荒川線や東急世田谷線の黄色い電車も数ある車両のうち1編成のみなので、出会うと幸運になるという噂が広まっていた。