読売新聞電子版より。

経済ニュース:健康診断受けぬ社員、上司賞与も減額…ローソン
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121223-OYT1T00602.htm

コンビニエンスストア大手ローソンは、社員が健康診断を受けなかった場合、社員と直属の上司の賞与(ボーナス)を減額する制度を2013年から導入する。

社費負担の健康診断という恩恵にあずかれないフリーランスの身としては、「忙しいから」なんて理由で健康診断を受けないとは、「なんてもったいない!」と思うわけでもありますが。

 

このような仕組みを導入するに至った経緯として考えられるのは、「社員の健康維持によって業務の効率を上げるのが目的」なんてのは方便で、やっぱり健康保険組合が払う保険料負担を少しでも減らしたいというのが本音でしょう。社員が本格的な疾病にかかってしまった場合に支払う会社側の負担は「治療費の7割」とバカになりません。それなら事前に予防出来た方が好ましい。

 

もちろん健康診断を受けることによって、病気が早期に発見されたり予防意識が向上すれば、長期的にみれば労社ともにハッピーになるわけでありますからして、概ね賛成ではありますし、ローソン様におかれましては是非とも受診率向上を推進していってもらいたいものです。

 

ただ、それを促すインセンティブとして「ボーナスカット」という懲罰的な方法というのはどうなのでしょうか?

 

従来のやり方ですと、普通に受診を促してもNG。督促してもNG・・・だったのだろうと想像できます。「馬にニンジン」方式ではないですが、「受診したら1万円」と報奨金を付ける、という方法も考えられる。しかしこの方法ですと、「1万円ぽっちしかくれないのなら結構診断に行かない」という選択肢を取る社員も出てくるでしょう。「ならば、罰則を・・・」という発想も分からないでもありません。

 

「健康診断は社員の権利であるからして、受診するも受診しないも社員個人の自由。権利を行使しない奴は知らん!」と会社側は割り切ってしまう方法もあるでしょうが。。。

なかなか難しい問題です。