さて、これまで3回にわたって最大のピンチをチャンスに変える方法をお伝えしてきました。

 

第1回:『余分な資源を満たされていないニーズに振り分ける』
第2回:『思いも寄らない仲間を集める』
第3回:『大きな問題の小さな解決策を探す』

 

今回は第4回(最終回)として、『製品だけでなくプラットフォームを構想する』をお届けしていきたいと思います。

 

■チャンスを飛躍的に広げるためには製品だけでなくプラットフォームを構築しよう!

通常のビジネスであれば、製品を生産して顧客に販売し収益を生み出すことは当然の活動といえるでしょう。ただ、たとえどんなに素晴らしい製品を開発して顧客から受け入れられても、製品にはライフサイクルがあり、いずれは売れなくなって、次の新たな製品を開発できなければたちまち窮地に陥ってしまいますので注意が必要です。

 

このようなピンチに陥らないためにも『製品だけでなくプラットフォームを築く』という考え方が重要になってきます。プラットフォームとは顧客に対して“場”を提供することであり、この“場”に様々な顧客が参加し、企業が提供する様々なプロダクトでニーズを満たしていくことになります。

 

往々にして、ある顧客層のニーズを満たす製品は、他の顧客層のニーズを満たすことがあります。

 

これらの複数の顧客層に対して“メタソリューション”(ソリューションのためのソリューション)を提供するプラットフォームを構築することによって、企業はリスクを軽減し、チャンスを極大化することが可能になるのです。