今や企業は自社からの製品やサービスの一方的な提供だけでは成功もおぼつかず、顧客の共感を得なければ顧客を長い間惹き付けることは難しい時代となっています。

 

経営戦略の大家であるハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ポーター教授も最近では、競合企業との競争戦略よりも、CSV(Creating Shared Value)と名付けた、企業と顧客が価値を共有することで競争優位性を築く戦略の研究を中心に行っています。

 

前回のコラムでは、このCSV戦略を通して企業が顧客と共通価値を創出するうえで重要になってくる5つの要素のうち、以下の2つをお伝えしました。

 

1.企業の使命は「社会問題の解決である」という意識を強く持つ
2.顧客のニーズを掘り下げ、独自のビジネスモデルを築く

 

今回は、続く3つ目の要素として『共通価値を測定する指標を定める』をお伝えしていくことにしましょう。