「家事は、自身や家族の身体を維持するため、誰にとっても存在するもの。分担の割合の多少はあれど、妻が専業主婦であっても夫も家事も育児もするのが当たり前。家事も育児もまるでできないくらいに仕事をしている状態というのがそもそも人間の生活としておかしいのだ」という認識がもっと広まらなければ、たぶん日本の長時間労働の前提は変わらない。

だとすると男性の幸福度も上がらないし、女性の企業での活躍も進まない。

 

むしろ、今のビジネススタイルのまま、「女性の社会進出=女性が企業で働くこと」だとして「女性の活用」を進めれば、女性の幸福度も下がっていくだろう。

男性だけでなく、女性までもが組織(企業・国)による搾取の被害者になるということ。

今の社会的前提のままで「女性の活用」が進めばきっと、幸せになるのは女性でも男性でもなく、組織(企業・国)である。

その前にやるべきことがあるということだろう。

 

※1 内閣府男女共同参画局 「共同参画」2013年12月号

※2 「第5回全国家庭動向調査」結果の概要を公表します~出産・子育ての現状と家族関係の実態~(国立社会保障・人口問題研究所)

※3 家事ハラについて、整理してみました。

※4 内閣府男女共同参画局 平成25年度男女共同参画社会の形成の状況