ある調査で、妻が家事に不慣れな夫に対して「やり方が違う」「やり方が雑、下手」「かえって手間が増える」などと指摘することを「家事ハラ」と定義して、自宅で家事を「手伝う」と回答した夫のうち、「妻の家事ハラ」を受けた経験があると答えたのは約7割、それで「やる気がなくなった」としたのは、その中のさらに約9割にのぼったのだそうです。

 

特に企業内で起こるセクハラ、パワハラの問題は以前から言われてきており、企業によって多少の差はあるものの、それなりの対策がされてきています。全体的な意識は、ずいぶん改善されてきたと思います。

 

私が企業内の研修などでお伝えするのは、「セクハラやパワハラというのは、相手が嫌悪感を持った時点で、それはハラスメントにあたるので、自分基準で甘い判断をせず、常に相手基準で考えること」「同じ言動や行動であっても、誰にやられるかで相手の感じ方は違うので、日頃からの信頼関係作りが大切であること」などをお話ししています。

 

そういう意味ではこの「家事ハラ」も、嫌な思いをさせられたということでは、確かにハラスメントの一種なのかもしれません。