だから日産の福祉車両を手がけるオーテックや、トヨタの福祉車両を扱うトヨタハートフルプラザによると、福祉車両の一歩手前として、ミニバンにサイドステップを付ける人や、乗降時につかまるためのグリップを用意する心の優しい息子さん&娘さんも増えているのだとか。

 

たかが「どっこいしょ」、されど「どっこいしょ」。か弱い親のこの言葉を無視してしまうと、息子&娘さんはきっと後悔をすることになる。何しろ、片足を上げた状態、つまりもう片方の足一本で立っている状態というのは、足腰の弱った人間でなくても本来不安定な姿勢ですから。

 

転倒でもしたらさあ大変。骨密度の低い方々だから、下手すりゃ骨折だ。そうなると骨折が治りにくいお年頃ゆえ、寝たきり生活に。寝たきりになるとさらに筋力が衰えるため、例え骨折が治っても今度は起き上がるのが大変。こうして多くの場合、長期寝たきり生活へと突入し、息子&娘さんはその介護を迫られることになる。

 

それよりもセダンタイプのほうが床は低いし、車によっては両足を地面についたままお尻をシートに落として座れる場合も。その際間口の広いタントのような軽自動車のほうが、お年寄りには優しい。