■マイクを持つまでに2年もかかった
山田涼介のインタビューによれば、Jr.としてマイクを持たせてもらうだけでも2年を要したそうだ。

 

「マイクを持つまで2年かかりましたからね。同期が先にマイクを持つようになって、その後ろで踊るわけで。悔しかったです。マイクを持つ人はスポットライトで照らされるけど、僕は照らされない。わずかな距離なんですけど、永遠に届かない距離に思えて」

 

あと一列。たった一列なのにものすごく遠い。自分と一列前にいる人間とは何が違うのか、悩まずにはいられないはずだ。

 

「2年だけでやっとって思ってたけど、まわりが早かっただけで、もっと苦労しているヤツもいっぱいいる」

 

2年が早いとも遅いとも言えないが、テストの点数や偏差値などのように明確な数値も基準があるわけでもない。先がまったく見えない中での戦いは、想像を絶する不安がつきまとうに違いない。