7月7日ロフトプラスワン・ウエスト(大阪)で、発想力トレーニング講座「想像と言葉」というイベントをやるので(おもしろいのでぜひ来てね)、発想力について日々考えている。

 

「アイデアを出すためのノウハウ本、厳選12冊」に続いて、今回は実践編。「アイデアを出したいときに眺める本」を紹介しよう。

 

テーマからちょっとだけ思考を切り離した瞬間に閃くことは多い。

集中して、うんうん頭を使って考えるだけでアイデアが出てくるわけでもない。

いや、もちろんそれも必要。ちゃんと考えずにアイデアは出てこない。

でも、考え続けるだけでもいきづまる。

集中していると、思考の幅が狭くなる。

他のことが考えられなくなる。

予想外のものと結びつけるような「遊び」がなくなる。

だから、ふと違うところに目を向けたときに、あっと閃くことがある。

とはいえ思考を切り離しすぎてもだめだ。

もとのテーマが頭から消えてしまうともともこもない。

だから、ネットサーフィンは向かない。

思いもかけない情報が入りすぎてしまう。

いつのまにか思考が散乱してしまう。

 

テーマは頭の片隅に静かに残しながら、違う情報をゆるやかに仕入れる。

ストーリー性があったり、持続性があったりしないほうがいい。

断片的な図や絵のほうがいい。

「次がどうなる?」みたいな展開はなるべくなくて、かといって単調ではない。

車窓からの移り変わる景色のように、さまざまな世界が切り取られて示される。

そういったものがいい。

いつも眺める本が何冊かあると、こういうときに助かる。

ぼくが使っている「アイデアが閃くよりみち本5冊」を紹介しよう。

 

【1】『100 Diagrams That Changed the World』

世界最古の洞窟壁画、ダ・ヴィンチのヘリコプター図、ベルによる電話のスケッチ、自我エス超自我についてのフロイドのスケッチ、iPodの特許図などなど。

世界を変えた重要な事項についての図表・スケッチ・ドローイング・イラストなどを集めた本。

テキストは英語だが、図表が多いので、眺めながら、ぼんやりと考えるのにピッタリ。