建築雑誌を見ていると、基礎床版コンクリートのすぐ上で木下地を組んで、床を仕上げている図面が載っていたりする。床下には人が入れない構造だ。

 

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これが普通の床下に入れる住まい。人が入れる空間がある

 

こうしている理由は、1階の床と地面を近くして、庭との一体感を感じさせる設計だったり、床下の木部や床版コンクリートに温水パイプや電熱線を通した床暖房のためだったりする。コンクリートと床を近くしてコンクリートに蓄熱させて、効率よく床暖房しようとしているのだろう。

 

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床下に防蟻処理に入るところ。普通のお宅はこのように床下に入れる

 

しかし、床下に人が入れない設計はとても危険。

 

床下で白蟻が発生した場合。人が床下に入って床下点検できない構造のため対処が遅れる。床に穴を開けて防蟻処理しても、施工後の確認も出来ないのだ。また、床下の給排水管が水漏れした時も対処できない。