JR西日本が開発中の豪華寝台列車のイメージを発表した。「美しい日本をホテルが走る」をコンセプトとし、「1両に1室」の客室もお目見えするとのことである。JR九州の豪華列車「ななつ星in九州」が好調なので、柳の下のドジョウを狙ったことは明らかで、他にもJR東日本が同じような豪華列車を開発中である。

 

ただし、今回のリリースを耳にしても、「ななつ星」のときのようなインパクトはない。すでに豪華寝台列車のイメージはできあがっているし、どのような工夫を凝らそうと二番煎じであることに変わりない。どうせ庶民が簡単に乗れる列車ではなさそうだし、別の世界の話だと思って、最初から諦めてしまう人も多かろう。せめてもの救いは、「JR九州の豪華寝台列車『ななつ星in九州』より安い価格で検討しているという」ことであろう。

 

しかし、「1両に1室」の客室とか「6両が客室で定員は30人程度」などという記述を読む限りでは、とうていグリーン車程度の価格ではなかろう。やはり、庶民とは無縁の、プチ贅沢くらいでは済みそうもないお値段なのでは?と思ってしまう。せっかく造るなら、「トワイライトエクスプレス」や「北斗星」のように、標準的な車両も連結して欲しい、それが無理なら「カシオペア」クラスのグレードの車両もつないで欲しいと願ってしまう。