ビジネスにおいて、何ら紆余曲折を経験せずに安定的な成長を遂げる企業など恐らく存在しないでしょう。

 

やはり、どんな企業であれ、長い目で見れば自社を取り巻く環境の波に翻弄されながらチャンスとピンチを繰り返し経験し、最終的に成長を目指していくことになるのです。

 

たとえば、企業がチャンスをものにしている間は少々の問題があっても、それをカバーして堅調な業績を残せるでしょうが、一旦窮地に陥るとそれまでの成功体験が強烈な企業ほどこれまでの方向性を急に変えることができずに泥沼にはまるピンチに見舞われることもあるでしょう。

 

このような企業を存続の危機に晒すピンチは、普通であれば避けたいものですが、ピンチには大きく成長するチャンスの“種子"が埋まっていることも事実です。

 

そして、最大のピンチの中に埋まっている大きなチャンスの“種子"を見つけ出し、逆境を撥ね退けることができれば、企業はより強くなり、どんな環境にも負けない体質に生まれ変わることも可能になるのです。

 

今回はタフツ大学のチャクラバルディ教授がハーバードビジネスレビューに寄稿した論文から、ビジネスのピンチをチャンスに変える方法についてご紹介していくことにしましょう。