かつて私は"某レンタルビデオ店"の店員をしていたことがあります。(と、いっても本社とかではなくフランチャイズ契約している企業の社員だったわけですが…)そんなフランチャイズ店の店員でも、この"某レンタルビデオ店"の「強みを最大限に活用」した戦略は凄いものだと感じ入った記憶があります。今回はそんなお話です。

※なお、私が勝手に感じたことです。こんな戦略でいく!とかこれっぽっちも聞いたことはありませんのであしからず…

 

今の時代、ビデオテープなんてほとんど使われないわけですが、レンタルビデオ店(注:以下レンタル店)全盛時代はあちこちに小さなレンタル店がありました。そんな小さなレンタル店が消滅するきっかけになったのが、さまざまなジャンルを揃え、新作の入荷量も多い大手レンタル店の存在です。

 

大手レンタル店はそのノウハウをもとに、全国にある地元に密着した多数の企業とフランチャイズ契約を結び、売上はもちろん"会員数"を飛躍的に伸ばし始めます。この"会員数"というのが最大の強みなのは今の時代であればご理解頂けると思います。

 

以前のレンタル店において、会員とはレンタルをする為の身元証明手続きみたいなもので、商品を借り逃げされないためのシステムであったと思います。ほとんどのレンタル店がそうであり、レンタル業を営む為の"手続き"としか使われていませんでした。

 

ところが大手は違った。というより、この何気ない"手続き"というものを副産物とし、さらに主産物として活用することで盤石の態勢を作ったと言ってもいいのです。

 

どういうことなのか?