訳アリ物件と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるだろうか? 一言でいえば、「事件や事故があった物件」ということになる。孤独死や自殺といった内容が多く、火事なども広い意味で該当する。

 

実は、訳アリ物件は増えている。全国の自殺者は減っているが、孤独死が増えているからだ。先日の日経電子版に書かれていた。このような訳アリ物件についての、不動産会社による調査告知のガイドラインは定まっていなく、調査責任がある不動産会社と、隠して取引したい売主や貸主とのトラブルもある。

 

これに似た事例が当社でもあった。事故や事件ではなかったが、調査して知り得た事実(買主には都合の悪い情報)を売主が買主に通知したくないとのことだった。

 

しかし、私たちは買主へ説明する書面である重要事項説明書へ本事実を記載すると伝えた。

 

売主は私たちが介在すると、事実を隠して売ることができなくなり、売却価格にも影響を与えるのではないか?との考えから私たちを外し、通知しなくてもいいと主張する他社仲介会社に切り替え売買取引をおこなった。