外に出ることで、会社の内部にいては気がつかないことも気づいたり、自分の会社を外から客観的に見る視点を養えるのは、非常にメリットが大きいと思います。

 

いわゆる「丁稚奉公」のような形で別会社で働いていた友人は、業界のことを一から勉強し、実績を積んだ後に、身内が経営する企業へと戻っていきました。以前の勤務先との関係も良好です。立場が変われば今度は協力関係を結んで、さらによいパートナーシップを築くこともできるでしょう。

 

こうした世襲制度については、引き受ける人の覚悟と、他者を含めた周囲の厳しい評価をクリアしてこそだと思います。ただし、世襲する人がその器にふさわしいかどうかは、短い期間でわかるものではありません。社長になってからも成長し続けることで、任される人材になっていくこともあることも心に留めておくべきでしょう。