■年収の何倍までなら住宅ローンを借りられるのか?

もちろん、金融機関によって何倍までなら大丈夫というのは違うと思います。しかし、今回計算に使用した住信SBIネット銀行では、年収の7.52倍までなら問題ないという結果になりました。

 

フラット35の場合は借入可能額の計算方法が公表されています。

 

・税込み年収400万円未満の場合:返済負担率30%以下
・税込み年収400万円以上の場合:返済負担率35%以下

 

となっています。年収の何倍まで大丈夫かは年収によって違いますが、上記で計算した例なら7.8倍から9倍まで大丈夫という計算になります。

 

■他の人は年収の何倍くらい住宅ローンを借りているのか?

ここで気になるのは、他の人は一体年収のいくらぐらいの住宅ローンを借りているか?ですよね。

 

そこで、調べると年収別と家族構成別にいくら借り入れしているのかを調査したページが有りました。そのページが公表していたデータは以下の通りです。

 

※調査結果はSUMMO、年収別8213人家とお金調査より抜粋

 

調査結果では年収◯◯円台となっていたので、住宅ローンの借入額が年収の何倍になっているかを計算するときには400万円台なら450万円で計算しました。

 

こう計算してみると、年収の低い人ほど年収に占める住宅ローン返済の割合が高い、年収に対して住宅ローンの借入金額の倍数が高いということが言えますね。

 

●手取り年収で住宅ローンの倍率を計算すると5倍以内になっていない

上の調査結果では、年収700万円の人は税込み年収で計算すれば住宅ローンの借入額は年収の4.5倍となっています。しかし、手取り年収で計算すると5.65倍と、年収の5倍以内に抑えるべきというアドバイスは全く無視されていることがわかります。

 

住宅ローン返済のことを考えたら、住宅ローンの借入額は抑えないといけないとわかっていても、一生に一度の買い物だし、何十年と生活するからいい家がほしいという気持ちが買ってしまい、ついつい住宅ローンの借入額が多くなってしまうのでしょうか。