■理念には肯定的、でも実情には否定的? 賛否真っ二つの推薦・AO入試への現役学生の意見

 

女優の二階堂ふみさんがSFC(慶応義塾大学総合政策学部)にAO入試で合格し、入学するそうです。また、STAP細胞でお馴染みの小保方さんも早稲田の創成入試(現在は特別選抜入試)で入学されていたことから、AO・推薦入試に注目が集まっています。(この記事ではまとめて「AO入試」と表記します)

 

AO入試の良し悪しは様々な議論があるところですが、そもそもAO入試ってどんなことが行われているのか知らない方・勘違いしている方が多いと感じたので、元予備校講師の経験を踏まえてまとめてみたいと思います。

 

■AO入試って何なの?

一般的にAO入試とは、2月頃に行われる一般入試とは別に行われる、各種AO入試・推薦入試の総称を指しています。名称は各大学様々で、小保方さんがOGとなる早稲田大学の先進理工学部は「特別選抜入試」といいますし、成蹊大学は「AOマルデス入試」なる名称です。ちなみに、公募とはいえないスポーツ推薦や指定校推薦は含まれない場合が多いです。

 

試験内容は、「1000~2000字の志望理由書」で一次選考を行い、二次の「面接」で合否を決める、といった形式が多いです。中には、小論文や筆記試験があったり、プレゼンテーションやグループディスカッションをさせるところもあります。

 

多くの試験では出願資格が定義され、その条件を満たす学生のみが受験できます。よくあるのは「評定平均が3.5以上」と「部活や課外活動での業績」のセット。ぼんやり高校生活を過ごしてきた学生は、実はほとんどが受けられないのです。