ら抜き言葉はもちろん、「ほう」「よろしかったでしょうか」「になります」「超」「(ボク、アタシ)的には」「という形で」など、さまざまな”新しい日本語”が登場しています。こうした日本語にどのように向き合えばいいのでしょうか。

 

「言葉の乱れは、若者に限ったことではありません。中高年になっても使い続けている人を見かけます。まずは、何がバイト用語なのかを知ることが大切。そして、できるだけ自分は使わないようにすることをおすすめします」

 

では、後輩や部下に言葉遣いを注意したいとき、どのようにアプローチすればいいのでしょうか。

 

「職場で勉強会を開くことです。指導者も後輩、部下も一緒になって学んでみてください。例えば、『“ら抜き言葉”を使うのはやめなさい』と注意したとしても、『なぜ?』を説明できなければ、相手は聞き入れてくれないでしょう。もしかしたら、『あなただって使っているじゃないですか』と反論されるかもしれません。勉強会は、マナーや敬語に関するビジネス書をテキストにしてもよいし、講師を招く研修を計画しても構いません。いずれにせよトップダウンであれこれ指示するのではなく、主体的に学ぶしくみを作るのがイマドキです」
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【解説】All About 「ビジネス文書」ガイド 鈴木真理子

公開セミナーや企業研修を中心に、ビジネスパーソン3万人以上への指導実績をもつインストラクター。「完結でわかりやすさが求められるビジネス文書のスキルは、論理思考を理解すれば短時間で習得できる」がモットー。株式会社ヴィタミンM 代表取締役。