ショッキングなニュースが入ってきた。
筆者が同じくアルバイトを大勢雇っていて「いつ身に降りかかるか分からない」という恐怖からショッキングなわけではない。インターネット内において、労働組合的な組織が可能なことに驚いたのだ。アラブの春ではないが、改めてインターネット世界の奥深さに考えさせられる。
しかし、すき家側はこの内容を否定している。
「すき家」相次ぐ閉店は「牛すき鍋定食導入で人員不足」のせい? 運営元のゼンショー「考えられない」
どちらが正しいかはさておき、アルバイトの反乱が起きうる可能性はすき家に限らずある。
「我々アルバイトが粛清しようと言うのだ」と言わんばかりのアルバイトの逆襲について考察しようと思う。
記事を読むと、今回のキッカケは新商品のオペレーションが大変なことが直接の原因だということだ。しかし、根底には様々な要因が隠れていたのだろうと推測する。その最大の要因は、サービスのあり方だと考えている。日本の多くの企業は、物的サービスと人的サービスを混同して考えているところがある。
価格競争でも有名な同業界だが、その価格競争をどのように行なっていたのだろうか。