今日のお題はこちら。
Amazon年間ランキング、Kindle本は「ウェブ動」、学生では「フルグラ」が1位 -INTERNET Watch.

 

ランキングのジャンルを見ると、Amazonは百貨店のようになっていますね。そういえば、母が欲しいものがあるというので、アマゾンで注文して、送ったことがあります。プレゼントというにはあまりにも素っ気なかったけれど、配送先をいくつも指定できるのはとても便利です。来年はもっと気の効いたものを贈って、親孝行したいと思います。

 

◆「黒ブーム」の広がり
さて、今年も流行色(カラートレンド)についてコメントさせていただく機会が何度かありました。ここ数年、ピンクについてコメントを求められることが多いですが、今年は、ピンクよりも黒がわずかに上回りました。

 

流行色は、ファッションだけではなく、インテリア、プロダクト、コスメ、食品など、身の回りのあらゆるものに、見られる現象です。例えば、こちらの記事は、2007年に書かれたもの。
「黒ブーム」に見る「トレンド」の生まれ方|日本総研.
2007年頃から、「黒ブーム」が、ファッションだけではなく、食品や日用雑貨に広がり始めたようです。

 

◆2012年は、「黒の香り」が登場
今年は、フレグランスの世界に「黒」が登場したことが話題になりました。
例えば、こちらの記事。
ファッションだけじゃない!香りにも黒ブームが到来!/BEAUTY TREND JOURNAL/ビューティ/ファッション、ブランド、モードの情報満載「SPUR.JP」.

 

例えば、シャネルの香水を例にあげると、No.5(1920年代)の香りは濃厚で、琥珀色をしています。No.19、クリスタル(1970年代)な どは、やや軽い香りで、淡い琥珀色にかわってきました。その後、アリュール、チャンスなど、香水の種類が増え、液色やボトルのデザインが多様化してきました。香りは見えないものだからこそ、香りを想起させる色やデザインが大切だからです。

 

例えば、イブサンローランのベビードールに代表されるように、フローラルフルーティ系の香りとピンクを組み合わせた商品は、根強い人気があります。しかし、ピンクの甘さ、幸福感などが、苦手な女性もいます。一方、男性用の香水は、ジバンシーの「ウルトラマリン」に代表されるように、マリンノート系の香りとブルーの組み合わせに、人気があります。ブルーの爽快さ、力強さなどが、自然と自由を謳歌する男性をイメージさせます。

 

エコロジーに対する意識の高まりと結びついて、ピンク、ブルー以外の選択肢として、グリーン系の香りも人気がありますが、種類が増えるにつれて、新鮮さは感じられなくなってきています。グリーンの次の選択肢として、パープルも増えてきました。グリーン系は淡い色しかないようですが、パープル系には濃い色があります。例えば、ステラマッカートニーのようなモード系ラグジュアリーブランドは、精神性の高さ、権威などを示す、深く濃いパープル、カジュアルなブランドは、透明感やロマンティックなイメージを連想させる、淡いパープルが採用される傾向があるようです。

 

パープル系の次の選択肢として、2012年に「黒の香り」が登場しました。このブログでは、下記の記事に、衣類の柔軟剤に黒いパッケージが登場したことを書きましたが、一流ブランドの香水に「黒の香り」が登場し、女性たちの憧れになったことも、成功の要因ではないかと考えています。
どうして「ローズ」なんだろう? | 心をつかむ色とデザイン
黒いパッケージの柔軟剤ってどうなの? | 心をつかむ色とデザイン.

 

◆再び、くまモンの「黒」について書いてみるモン
昨年から今年にかけて大ブレイクした「くまモン」も黒ですね。このブログでは、下記の記事にくまモンのことを書きましたが、くまのキャラクターはライバルが多いです。
「くまモンはなぜ黒い?」のヒミツ | 心をつかむ色とデザイン.
私が「諏訪姫」を応援したくなるわけ | 心をつかむ色とデザイン.

 

下記のランキングでは、くまモンは4位にランクイン。
好きなクマのキャラクターランキング(gooランキング) – エキサイトニュース

1位、くまのぷーさん(ハニーイエロー)
2位、リラックマ(ブラウン)
3位、ダッフィー(ブラウン)
4位、くまモン(黒)
5位、くまのがっこう(ブラウン)

 

ランキング上位を見ると、おっとりしたキャラクターが多く、くまモンの「5歳のやんちゃもん(やんちゃな男の子)」というキャラクターに「黒」がと ても似合っているように感じます。足が速くて、ダンスや体操も上手。くまモンの運動神経のよさと相性が良いのは、ブラウンよりも黒。色が先に決まったのか、キャラが先に決まったのか、いずれにしても、絶妙なバランスですね。

 

◆「Kindle Fire」は、パッケージも「黒」
2012年の「黒ブーム」の締めくくりに登場したのは、アマゾンの「Kindle Fire」です。
「Kindle Fire」「Kindle Fire HD」が大体どんな感じかわかるフォト&ムービーレビュー、わずか1万円台のAmazonの7インチタブレット – GIGAZINE.

 

本体も「黒」ですが、パッケージも「黒」。「Amazonは、本気で電子書籍に取り組みます!」というメッセージのように受け取れますが、結果はいかに?

 

ところで、パッケージの上辺だけ、何やら意味ありげに斜めの角度になっています。この理由をご存知の方は、ぜひ、教えてください。なんだかとても気になっています(笑)。