2014年2月5日に放送された「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)で紹介された「会社のゆとり世代対策」を巡って、賛否の声があがっています。例えば、飲み会に参加すると「ポイント」が付与される制度(ポイントは現金や景品などと交換できる)を導入した会社では、離職率が15%から5%に減少。また、失敗を金一封や景品とともに表彰したり、会議の席順をくじ引きで決めたり……といった、さまざまな工夫がこらされているようです。

 

こうしたゆとり世代に特化した対策について、All About「話し方・伝え方」ガイドの藤田尚弓さんに伺いました。

 

「ゆとり世代対策の是非については一概に言えませんが、相手に合わせたアプローチは有効だと思います。“欲しい結果が手に入りやすい”という視点から考えるのであれば、『自分達はこうだった』『社会人としてはこうあるべき』といったこだわりを捨て、成果にフォーカスをあてたコミュニケーションデザインもありだと思います」

 

「仕事よりもプライベートを優先」「打たれ弱い」「何かと個性を重視したがる」「真面目だけど受け身」などといった特徴があげられることが多いゆとり社員。どのようなコミュニケーションを心がければいいのでしょうか。

 

「まず、最初に心がけたいのはできるだけ具体的な指示をするということです。例えば、『元気に挨拶しなさい』という指示では具体性が足りない可能性があります。“元気な挨拶”を表現するアクションが指示した側と受けた側で違うかも知れません。<声の大きさは、お店で『すいませーん』という時くらいの大きさで><相手と目を合わせて><笑顔で>などと具体的に伝えるといいでしょう」