フィギュアスケート・羽生結弦選手の金メダルや、スキージャンプ・葛西紀明選手の銀メダルに続いて、スノーボード女子・竹内智香選手が銀メダルを獲得するなど、日本選手の活躍で盛り上がるソチ五輪。

 

一方で、日本オリンピック委員会(JOC)会長の息子でもある竹田恒泰氏が「予選落ちしてヘラヘラと『楽しかった』などと語った選手」を問題視し、「思い出になったとか、楽しかったなどはあり得ない」とツイートしたことで、賛否両論が巻き起こりました。

 

周囲の期待に応えられなかったときに心がけるべきコミュニケーションとはどのようなものなのでしょうか。All About「話し方・伝え方」ガイドの藤田尚弓さんはこう解説します。

 

「全力を尽くしたのであれば、結果はどうあれ、成果に対して謝罪する必要はありません。ただ、本人としては、やりきった感があるからこその『楽しかった』発言だとしても、開き直りにとられてしまうと反感につながります。こういった場合には成果には触れず、『皆さんの期待にそえず申し訳ありません』と期待に応えられなかったことにのみ謝罪する”一部謝罪”がおすすめです。この方法なら本人も謝るストレスが少なくてすみますし、周囲も納得します」

 

ビジネスでもこういったケースはよくあります。例えば、コンペで仕事がとれなかったようなケース。商品力や会社のブランドなど多くの要素が絡み、決して本人だけの責任ではありません。そんな時も仕事をとれなかったことには触れず、期待にそえなかったことだけについて謝るのであれば、さほど抵抗がなくできるというわけです。