東京海上日動火災保険が、自動車保険金の一部を支払っていなかったことを明らかにしました。最大で約2万5000件の「不払い」があったそうです。今後、対象者への支払いを進めるとしています。

 

このような「不払い」というわけではないですが、交通事故に遭った場合に適正な賠償金が支払われていないケースがあることをご存知でしょうか?

 

■保険会社の提示する金額は不十分な場合がある?
そもそも損害賠償額を計算する基準には以下の通り3種類あります。

 

A.自賠責保険基準
B.任意保険基準
C.裁判所・弁護士基準

 

保険会社は、A.自賠責保険基準もしくはB.任意保険基準に基づいて損害を計算して賠償額を算出します。気をつけなければならないのは、一般的に賠償額は、

 

裁判所・弁護士基準>任意保険基準>自賠責保険基準

 

とされており、保険会社の言いなりとなってA.自賠責保険基準やB.任意保険基準額で和解してしまうと損するケースが多いのです! そして、一度和解してしまうと、原則としてこれを撤回して、より高額の賠償金をもらうことは非常に困難です。

 

そこで、交通事故被害者の方は、適切な賠償額を支払ってもらうためにも、弁護士に依頼し、弁護士に保険会社との交渉を任せることによって、C.裁判所・弁護士基準での和解を目指し、保険会社の言いなりでの和解を避ける必要があるといえます。